アニメ『AKB0048』のストーリーやその世界観について解説!
はい、今回はアニメ『AKB0048』を紹介したいと思います。「知ってるよ」って人もいるかも知れませんが、改めて考察してみました。
この作品は現実の「AKB48」の延長線上の近未来、いやいやマイクサーベル(ライトセイバー)出すぐらいだからだいぶ未来のお話しですね。
同じ音楽やアイドルを題材にした作品の『ラブライブ』や『アイカツスターズ!』とはまたちょっと違う感じなんですが面白い作品でしたよ。
概要
原作は河森正治先生でアニメーション製作がサテライトさんです。
世界大戦により芸能活動が非合法化された近未来の宇宙を舞台に、伝説のアイドルグループ「AKB48」の名を継承し、会いに行くアイドルとして星々を巡ってファンに歌を届ける「AKB0048」75期研究生2名と77期研究生7名が主人公となります。
原作 :河森正治、サテライト
企画・監修:秋元康、EP 大月俊倫
総監督 :河森正治
監督 :平池芳正
シリーズ構成:岡田麿里
脚本 :岡田麿里、根元蔵三、
樋口達人
キャラクターデザイン
:江端里沙、井上英紀、
伊藤郁子、いとうまりこ(サブ)
メカニックデザイン
:プリュネ・スタニスラス
音楽 :高木洋、スワベック・コバレフスキ
アニメーション制作:サテライト
製作 :AKB0048製作委員会
放送局 :TOKYO MX、KBS京都、BS11他
放送期間 :第1期、2012年4〜7月
:第2期、2013年1〜3月
話数 :第1期、全13話
第2期、全13話
AKB0048 公式サイト
『引用』http://akb0048.jp/story/
PR
どんなお話し?
21世紀初頭、人類は自らが起こした世界大戦で大ダメージを受け、地球外へ脱出して銀河系の星々での生活を始めておりました。
それからまもなく人類は新たな星暦00年をもって新たな歴史を再スタートさせた直後、芸能禁止法が施行されます。
アイドルは絶滅したと人々の中ではそう思われました。しかし、そんな中、かつて世界大戦中に人々へ愛を送り続け歌い続けていた「AKB48」の名を襲名する非合法アイドルその名も「AKB0048」が誕生しました。
そして聖地秋葉原だけは芸能絶対防衛圏となり、唯一芸能活動を行える場所となりました。
さらに時は流れ星暦0048年、この運命の年に第77期研究生を迎え入れ物語はスタートします。
この頃になるとAKB0048は深銀河貿易機構(D・G・T・O)からテロリスト認定され、ゾディアック・コーポレーションが作り出したDES軍から様々な妨害を受けます。
しかし、AKB0048のメンバーも妨害されながらも人を殺傷しない電撃系の武装をしており、ファン組織WOTAの協力を得ながら星々の各地で戦いながら、ファンや市民を守りながらゲリラライブを敢行して愛を届けあるくのでした。
また、星々も大変個性的な名称です。秋葉星(アキバスター)とか日光星(ニッコウスター)とか熱海星(アタミスター)とかいいます。熱海星(アタミスター)では海水浴とかグラビア撮影とかしてますね。
武装もなんかもマイクサーベル(まぁ、ライトセイバーですね。)とかAK48アサルトライフル(電気ショック弾や麻酔弾やペイント弾が可能)とかAKB0048ライブスーツ(メンバーが乗り込むモビルスーツみたいな兵器)とか宇宙戦艦カチューシャとか結構本格的な兵器もっててマクロス成分というかガンダム成分というかスターウォーズ成分というかそんな感じです。
但し、基本的には殺傷しない人命尊重な兵器達です。ちなみに彼女達を守るWOTA達もパワードスーツ(モビルスーツみたいの)に乗り込んで戦います。
襲名制なの?センターノヴァとは?
物語ではセンターノヴァとして君臨していた13代目前田敦子の卒業から空位となっていて選抜総選挙も廃止されていましたが、復活する事になります。
やがて、D・G・T・Oの襲撃を経て9代目大島優子がセンターノヴァになります。そして研究生らも切磋琢磨しながら襲名を受けるに値するメンバーになれるように、また次世代のセンターノヴァを目指して成長していく過程が描かれていきます。
ここで言うセンターノヴァとは絶対的なセンターポジションを務めるメンバーを指します。意味合い的には単に楽曲のセンターよりも、より絶対的なセンターって意味合いの称号の様です。
物語の中では襲名と言う言葉もよく出てきますが、簡単に言うとあれです。歌舞伎俳優の◯代目◯◯ってのと同じだそうで、
『マクロスF』の主人公が元歌舞伎役者という設定からなっている影響だそうです。
思うに舞台が銀河系だし、しょっちゅう圧政してるD・G・T・O軍に攻撃されたりとでゆっくり芸能活動ができない環境なので9代目大島優子、13代目前田敦子、8代目篠田麻里子、6代目柏木由紀、8代目小嶋陽菜とかって称号にしたほうが、「あっ、すげぇメンバーなんだ!」って認識になるのと元祖の思いを受継いでいく意志みたいな感じなのかな。
でも、3型目渡辺麻友だけ3型目で右腕にグレネードランチャーを内蔵しているアンドロイドMAYUYUコードCG-3なのであります。
また、主人公も前田敦子じゃなくてかと言って大島優子にしてしまうと出来上がってしまい、研究生にスポットが当たらなくなるので、襲名メンバーを中心に描くのでは無く研究生を主人公にしたほうが切磋琢磨して上にあがっていくストーリーにしたほうがよりAKB48のコンセプトにマッチするのではないかってことになったそうです。
楽曲もいいよ。
この作品は声優陣も48グループメンバーから選抜オーディションメンバーで構成されておりますが、楽曲も「NONAME」が歌唱して第1期オープニング曲『希望について』とかややロック調なとこもあり高揚感があってPVも渡辺麻友さん達のパフォーマンスとも相まってカッコいい曲でした。
聞いてみて下さい!
第2期エンディング曲『この涙を君に捧ぐ』もよかったです。
「NONAME」は石田晴香さん、岩田華怜さん、佐藤亜美菜さん、佐藤すみれさん、仲谷明香さん、秦佐和子さん、三田麻央さん、矢神久美さん、渡辺麻友さんでのユニットでした。
まとめ
◉『AKB0048』は世界大戦後の未来の銀河系を舞台にしたSF成分満載の戦うアイドルの物語。
◉『AKB0048』の襲名とは初代「AKB48」のレジェンドメンバーの意思を継ぐ者の証である。
◉『AKB0048』は結構、楽曲もよかった。
PR