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『風都探偵』って仮面ライダーWの続編だったの?

変身 フィリップ&翔太郎 SF作品
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アニメ版による仮面ライダーWの続編『風都探偵』のストーリーとTV実写版Wとの違いやスペックを解説!

はい、こんばんわ。あるいはこんにちわ。今回は『風都探偵』について小話していきたいと思います。この作品はあの伝統の仮面ライダーシリーズのうち、いわゆる平成仮面ライダーの第11作目にあたる『仮面ライダーW』のアニメ版による続編なんです。

で、改めまして今回は

1.『風都探偵』の概要とざっくりとストーリーについて解説!

2.元々の実写版『仮面ライダーW』との違いや魅力を解説!

3.仮面ライダーWのスペックを解説!

4.本作の主なキャラクターを紹介!

以上を解説して行きます!

『引用』:「風都探偵」 小学館
原作:石ノ森章太郎

概要

「漫画」

原作・原案:石ノ森章太郎
三条陸(脚本)
塚田英明(監修)
寺田克也(クリーチャーデザイン)
作画 :佐藤まさき
出版社 :小学館
掲載誌 :ビッグスピリッツコミックス
発表 :2017年8月7日〜
巻数 :16巻(2024年4月時点)

「アニメ」

原作 :石ノ森章太郎
監督 :椛島洋介
シリーズ構成:樋口
キャラクターデザイン:蛯名秀和
メカニックデザイン
:大河広行、有澤寛
音楽 :中川幸太郎、鳴瀬シュウヘイ
アニメーション制作:スタジオKAI
製作 :「風都探偵」製作委員会
配信サイト:U-NEXT
配信期間:2022年8月1日〜10月17日
話数 :全12話

どんなお話し?

この『風都探偵』は元々の実写版『仮面ライダーW』の後日談のストーリーです。

ガイアメモリを使い全人類を地球の記憶と一体化にし強制進化させ、ガイアインパクトを起こそうとした園崎琉兵衛の率いるガイアメモリ流通組織ミュージアムの野望を打ち砕いた後の架空都市「風都」を舞台とした左翔太郎やフィリップ達の新たなる物語です。

物語の最序章部分を軽く話すと…こうです。

物語は風都の港を翔太郎が歩いているとドキっとする程の妖艶な美貌を持ったときめという美女と遭遇します。

軽く冗談を交わして後にした翔太郎だったが海の方向へ歩いていった美女は翔太郎が不審に思い、振り返ると既に姿が消えておりました。腑に落ちないまま鳴海探偵事務所に帰還します。

それから間もなく鳴海探偵事務所に坪崎忠太という依頼人がやってきました。坪崎が言うには「魔女を探してほしい。」と言うものでした。

坪崎は北海道から風都に出てきたばっかりで新居の家具類を揃えるため実家から送金してもらったお金を降ろして帰宅する途中にさしかかった公園で雑誌から出てきたような美女と出会いました。

彼女は坪崎に「私はいつも飢えている。あなた私を満たしてくれる人?」と言ってきたそうです。

そして坪崎はまぁ都会の女の子はこんな感じなのかと思い、彼女はきっと今お金がなくてお腹空いてるんだきっとと思いました。

食べ物を買ってあげるくらいならと思いバックを開けた途端、フワッとバックを取り上げられ、まるで空中を飛ぶようにふわふわと走り去り忽然と姿を消し、さらには自分が走ってきた方向を振り返ると、そこはあるはずの無いビルの外壁側になっていましたと言うのです。

翔太郎も早速捜査を開始してときめを見つけますが、またもや異世界ワープみたいにまかれてしまい、今度は暴力団事務所に流れ着きます。

そしたらそこには知り合いの刑事達も紛れていて何やら騒ぎになっておりました。どうやらそこの暴力団の立川という男の部下が何か獣にでも喰い殺されたような死体で発見されて、現在捜査中で大変な騒ぎになっていた様です。

翔太郎はミュージアムを壊滅させたのにまさかドーパントの仕業か?と嫌な予感がまたよぎっていきます。

『引用』:「風都探偵」 hoshinohondana
原作:石ノ森章太郎 ©風都探偵製作委員会

そんなこんなで話は進んでいき、翔太郎は坪崎を連れてときめを探しますが、そこへ立川の部下を惨殺したロードドーパントがついに姿を現し翔太郎達へ襲いかかってきました。

すんでの所でフィリップの瞬間移動措置で助かりますが、そこへ宙へ浮いてるときめと遭遇します。ときめの方も同時に翔太郎も何か特別な力を持つ者と認識します。

その後、公園の噴水で入浴するときめと再び会いますが、ときめが言うには自分は記憶を無くしていて自分が何者であるかがわからないと言うのでした。

そして、ときめも何故かしらガイアメモリを持っていて、そのメモリは既に壊れていて起動できる状態ではなく、なんの為にいつから所持していたかもわからないと言うのです。

ときめはどうやら風都と裏の別次元に存在する異世界からやってきてその世界の狭間を行き来していたと言うのでした。

そこへ部下を大勢引き連れた立川達が現れて「ときめを渡せ!」と言ってきますが、その時、いきなり立川をブチのめす部下が出てきて「飢えが抑えきれねぇ」とか言ってロードドーパントが姿を現し暴れ出しました。

『引用』:「風都探偵」 henshin kamenraider w
原作:石ノ森章太郎 風都探偵製作委員会

そう、ときめはドーパントではありませんでした。そしてさすがにヤバい状況になり、翔太郎はフィリップと共に仮面ライダーWに変身してロードドーパントと戦います。

変身した仮面ライダーWは様々な組み合わせ技でロードドーパントを圧倒して最後はサイクロンジョーカーパターンでの必殺技、ジョーカーエクストリームで倒します。

そして、平和が戻ってきたと思いきやときめが盗んでいた坪崎のバッグが返された時、坪崎は真っ先に底を探しておりました。中にはガイアメモリが入っていて、メモリは既に翔太郎が差し押さえておりました。

実は坪崎もガイアメモリを不法所持していたのでした。坪崎はバレちゃしかたねぇって感じでメモリを奪ってドーパントに変身を試みるが、その場に入ってきた照井竜刑事に坪崎はあっさり現行犯逮捕されました。

ときめの方はその後記憶も無いって事で保護観察と言うことになり、行く所も身より無いので、鳴海探偵事務所で翔太郎の助手として住込みで働く事になるのでした。(ときめはどうやら翔太郎の事が気にいったらしいですね。)

とまぁ、これは物語のほんの最序章に過ぎません。

翔太郎とフィリップはミュージアムが滅びた後に何故再びガイアメモリを使った事件が起き出したのか?

ときめが囚われていた異世界の存在など、また新たな脅威と対峙していかなければならないと感じ始めて行くのであります。

翔太郎、フィリップ、亜樹子に謎の美女ときめを加えた新しい鳴海探偵事務所の面々の新たな物語が始まるのでした。

『引用』:「風都探偵」
原作:石ノ森章太郎 ©風都探偵製作委員会

実写版仮面ライダーWとの違い

ここで実写版の『仮面ライダーW』と『風都探偵』との違いについて私なりの見解ですが解説したいと思います。

1つめ〜描写が美しい

実写版の仮面ライダーWとの違いはまずなんと言ってもアニメ作品なので実写版のCG部分の表現や演出がよりファンタジーな美しく迫力ある描写になっている点ですね。ここは個人的にはTV版のCG表現よりもアニメ描写の方がだいぶ好きだな。

2つ目〜リアリティな表現が増した

実写TV版は子供向け色があるのですが、漫画作品からのTVアニメ化って事でちょっとおっかない表現なんかも出てて、数々の怪事件がよりリアリティが増した表現になっております。また、本作の元々持っているコミュカルさもいい感じに健在です。

3つ目〜新キャラと恋愛成分が追加

謎の美女ときめという新キャラクターの登場により、翔太郎に対する恋愛成分が加わりこれまでには無いライダーの恋愛要素もまた新しい成分だと思います。

そりゃやっぱ無機質なフィリップ君はともかく翔太郎に助手としてときめちゃんみたいな可愛い女の子がいたらやっぱし多少の恋愛っぽくはなるのも頷けるし、リアリティも高まりますね。

4つ目〜結婚した照井竜(仮面ライダーアクセル)と亜樹子が描かれてる

照井竜と亜樹子が結婚したのでそれにより、実写版仮面ライダーWとはまた違う味が出ております。クールな照井がパワフルな亜樹子と結婚してもデレデレにならずクールであり続けているのも面白いところです。

5つ目〜新たな敵の出現

ミュージアムに変わって出現してきた新たな敵、裏風都のオーロラの存在。たぶん、めちゃくちゃ強いと思うのですが、この存在が引き起こす謎の数々の深さも実写版仮面ライダーWの時よりも謎がさらに捻られております。

6つ目〜幅の拡がったアクション

実写版の仮面ライダーWと同じく格闘戦やバイクアクションも踏襲されています。仮面ライダーの本来の魅力はやはり、昆虫をモチーフにしたデザインで素手の格闘戦があり、迫力あるバイクアクションが本来の魅力ですが、本作はそれがちゃんと踏襲されて尚且つアニメならではの幅の拡がったアクションも魅力でしょう。

OP映像もいい感じです。

『風都探偵』OP映像 〜 東映特撮より

仮面ライダーWのスペックは?

仮面ライダーWは状況により様々なメモリパターンにて戦っていきますが主に以下の通りの様です。

サイクロンジョーカー(緑・黒)

身長:195cm
体重:85kg
パンチ力:2.5t
キック力:6t
ジャンプ力:ひと跳び60m
走力:100mを5.2秒

ファングジョーカー(白黒)

パンチ力:8t
キック力:13t
ジャンプ力:ひと跳び30m
走力:100mを3.2秒

サイクロンジョーカーエクストリーム

パンチ力:5t
キック力:10t
ジャンプ力:ひと跳び120m
走力:100mを4秒

主な登場人物

『引用』:「風都探偵」 syoutarou
原作:石ノ森章太郎 ©風都探偵製作委員会

1.左翔太郎(仮面ライダーW)黒

ハードボイルドに憧れる、心優しき探偵。フィリップと共に仮面ライダーWに変身する。おやっさんこと亡き師匠の鳴海荘吉(亜樹子の父)を尊敬している。

『引用』:「風都探偵」firyp
原作:石ノ森章太郎 ©風都探偵製作委員会

2.フィリップ(仮面ライダーW)緑

脳内に地球(ほし)の本棚と呼ばれる膨大な知識を抱える魔少年。左翔太郎と共に仮面ライダーWに変身する。その正体は実はミュージアムの総帥、園咲琉兵衛の息子。

『引用』:「風都探偵」 akiko
原作:石ノ森章太郎 ©風都探偵製作委員会

3.鳴海亜樹子

今は亡き名探偵・鳴海荘吉の娘で現:鳴海探偵事務所所長。「私、聞いてない!」が口癖の好奇心旺盛な美少女妻。照井竜(仮面ライダーアクセル)の妻でもある。

『引用』;「風都探偵」 terui
原作:石ノ森章太郎 ©風都探偵製作委員会

4.照井竜(仮面ライダーアクセル)

風都署の超常犯罪捜査課の警視。以前は自分の両親と妹を殺したウェザードーパントへの復讐だけに生きていたが、仲間たちとの触れ合いで人間らしさを取り戻した。亜樹子と結婚しているが亜樹子の事は所長と呼んでいる。非常時には仮面ライダーアクセルに変身して戦う。

『引用』:「風都探偵」 tokime
原作:石ノ森章太郎 ©風都探偵製作委員会

5.ときめ

夜の埠頭で翔太郎と巡り合った妖艶な美女。当初は忽然と姿を消すことから街の人々からは「T字路の魔女」と噂されていた。物語冒頭の事件から縁ができ、事件以降からは鳴海探偵事務所で働く事になります。(翔太郎の事がどうやら好きになったみたい。)

『引用』:「風都探偵」 bantou
原作:石ノ森章太郎 ©風都探偵製作委員会

6.万灯雪侍(オーロラドーパント)

純白のスーツを着て風都に現れだした謎の男。高いカリスマ性とガイアメモリに対する深い拘りを持ち、ドーパントに適性を持った人物に接近していく。現時点では何を企んでいるのかはわからないが、めちゃくちゃ強いオーロラドーパントに変身する。そして用が無くなったドーパント変身者を容赦なく抹殺する。

まとめ

◉『風都探偵』は仮面ライダーWの正統な続編のアニメ作品です。

◉『風都探偵』は漫画アニメ作品にした事でより、リアリティな表現やCGではやりきれなかったアニメならではの映像美で描かれております。

◉意外にも実写版仮面ライダーWでは皆無だった恋愛要素がほんのり入りました。

◉『風都探偵』になっても仮面ライダーとしてのアクションは健在!

◉『風都探偵』になってより、推理が難しく大人な感じになりました。

◉追加キャラも増えてアニメになった事により物語が膨らんでおります。

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