『サイボーグ009』どんなストーリー？イチ推し作品を考察！

『サイボーグ009』誕生60周年を迎えた本作の魅力を解説！数ある作品の中から推し作品を考察！

『サイボーグ009』誕生60周年を迎えた本作の魅力を解説！数ある作品の中から推し作品を考察！

はい、今回は石ノ森章太郎先生の手掛けた数多くの名作の内の1つ『サイボーグ009』のお話しです。名前は聞いた事はある方とか沢山いらっしゃるかと思いますが、この作品は結構歴史がある作品で、2024年で60周年を迎えます。

漫画やTVアニメ、劇場版アニメやリメイク版アニメなどもいくつかあり、また、作者が亡くなられた後に出版された漫画作品などそれらを含めていくつかの最終回が存在する作品でもあります。

で今回は

1.『サイボーグ009』がどんな作品なのか？
2.『サイボーグ009』の魅力を解説！
3. 本作のいくつかある設定の違いを解説！
4.『サイボーグ009』は2024年で誕生60周年！
5.『サイボーグ009』の推し作品は？

について小話をしていきます。

2001石森プロ「サイボーグ009」製作委員会
『引用』https://ishimoripro.com/cyborg009/

概要

「漫画」

ジャンル：SF
作者　　：石ノ森章太郎
出版社　：秋田書店
　　　　　メディアファクトリー
　　　　　角川書店
　　　　　講談社
　　　　　小学館
掲載誌　：週刊少年キング
　　　　：週刊少年マガジン
　　　　：冒険王、週刊少年サンデー
レーベル：サンデーコミックス
　　　　：MFコミックス他
巻数　　：サンデーコミックス全15巻
　　　　：豪華版全23巻、文庫版全23巻
　　　　　MFコミックス全36巻他

「アニメ」

ジャンル：SFアニメ
原作　　：石ノ森章太郎

映画　　：『サイボーグ009』
監督　　：芹沢有吾
制作　　：東映動画
封切日　：1966年7月21日

映画　　：『サイボーグ009 怪獣戦争』
監督　　：芹沢有吾
制作　　：東映動画
封切日　：1967年3月19日

TVアニメ『サイボーグ009』（第1作）
キャラクターデザイン：木村圭市郎
音楽　　：小杉太一郎
アニメーション制作：東映動画
放送局　：NET系列
放送期間：1968年4月5日〜9月27日
話数　　：全26話（モノクロ作品）

TVアニメ『サイボーグ009』（第2作）
監督　　：高橋良輔
キャラクターデザイン：芦田豊雄
メカニックデザイン：サブマリン
音楽　　：すぎやまこういち
アニメーション制作：日本サンライズ
放送局　：テレビ朝日系列
放送期間：1979年3月6日〜1980年3月25日
話数　　：全50話

映画　　：『サイボーグ009超銀河伝説』
監督　　：明比正行
制作　　：東映動画
封切日　：1980年12月20日

TVアニメ
『サイボーグ009 THE CYBORG SOLDIER 』
監督　　：川越淳
シリーズ構成：大西信介
キャラクターデザイン：紺野直幸
メカニックデザイン：紺野直幸
音楽　　：小室哲哉
アニメーション制作：ジャパンヴィステック
放送局　：テレビ東京系列
放送期間：2001年10月14日〜2002年10月13日
話数　　：51話

この他に
2010年短編3D『009』
2012年フル3DCG『009 RE:CYBORG』、
2015年『サイボーグ009vsデビルマン』、2016年フル3DCGアニメ
『CYBORG009 CALL OF JUSTICE』

などが制作されました。

「009 RE:CYBORG」製作委員会
『引用』http://009.ph9.jp/

どんなお話し？

各作品でキャラクターの年齢や改造された経緯に違いがありますが、概ねのお話しを第3作目（原作コミックスをアニメ再編成した平成版アニメ）をベースに解説します。

悪の秘密結社「ブラックゴースト」にさらわれた国籍が違う9人の男女が、それぞれ改造されて人間兵器としてサイボーグにされました。

ブラックゴーストは世界中で戦争を起こさせて兵器を売る武器商人で、ついては世界征服をも企む恐ろしい組織です。その組織の最高幹部はスカールと言う恐るべき能力を持ったサイボーグが指揮をしています。

そしてブラックゴーストに改造された彼らはゼロゼロナンバーサイボーグと呼ばれ、001〜009までおります。彼らは悪の秘密結社ブラックゴーストから逃れる為に、彼らを改造した科学者チームの1人でもあるギルモア博士と共に組織脱出を企てます。

ギルモア博士はブラックゴーストに騙されていて組織にその卓越した生態科学力を利用されておりました。そこで組織に疑念を抱いていてやがて恐ろしい思想を知ることとなり、そこでゼロゼロナンバーの彼らと組織を抜け出す決心をしたのでした。

そこで9番目に改造された009を001がテレパシー能力で導き、他メンバーと合流して追手のロボット群や戦車群、戦闘機群と激しい激闘の末にブラックゴーストのX島基地を脱出し日本に逃れます。

組織を何とか抜け出した彼らでしたが、次々と送り込まれる彼らよりもハイスペックな新たなゼロゼロナンバーサイボーグやロボット、またはその他様々な怪事件などと対峙することとなります。

ですが、彼らはその度に自分達の能力やチームワークと勇気を武器に立ち向かっていくのでした。

そして彼らはそれぞれ国籍もロシア、アメリカ、フランス、ドイツ、ネィティブアメリカ、中国、イギリス、アフリカ、日本と様々なので、まさに小さな国連軍の様な存在なのです。

本作の魅力を解説！

本作の魅力はやはり何といっても不本意にもブラックゴーストに拉致されたり、騙されたりして改造手術を受けてしまい常人を遥か超える能力を得たが故に日々葛藤して戦うメンバーの哀愁感ある物語でしょう。

1.魅力的なメンバー達

『引用』2001石森プロ
「サイボーグ009」製作委員会　001 ivan

1.001（イワン･ウイスキー）ロシア〜

ロシア人の赤ちゃん。なんと実の父親に改造された。（ぶっこわれた親父だ。）
001の能力は脳を改造されたことによる「超能力」が特徴。テレキネシス、テレパシー、テレポート、サイコメトリー、予知夢、自然治癒力など様々な能力を持ってます。能力を使った後はややしばらく寝ないと回復しないので問答無用で寝る。成人の10倍の働きをする脳なのでドバっと疲れるらしいです。メンバーの実質的な司令塔。

『引用』2001石森プロ
「サイボーグ009」製作委員会　002 jet

2.002（ジェット・リンク）アメリカ〜

アメリカ人で22歳。（平成版アニメでは18歳に変更）ニューヨークウエストサイドでストリートギャングのリーダーをしていてケンカで相手を刺してしまい、警察から逃げてる途中ブラックゴーストに拉致され、改造されてしまいます。能力は両脚に飛行ユニットを組み込まれており、マッハ5で空を飛ぶ事ができます。

また、009よりは劣るが加速装置も搭載されております。軽量化の為に人工皮膚の強度がやや弱いらしいです。性格はタンパラなとこありますが仲間思いな熱血漢でジョー（009）とは仲が良く、何もない時はレーサーとしてジョーと競いあったりしています。また、映画RE-CYBORGではアメリカ空軍のパイロットとしても活躍している。

『引用』2001石森プロ
「サイボーグ009」製作委員会　003 francoise

3.003（フランソワーズ･アルヌール）
　フランス〜

フランス人の16歳〜19歳の美少女で本作のヒロイン。（各作品で年齢設定が変更されている。）003はレーダー･センサー能力を持っています。半径4kmの音が聞こえる聴覚、周囲50kmを見渡せる遠視力、しかも透視･暗視能力もある。メンバーの中では諜報･偵察を担当。さらに2010年の3D短編や2012年のRE-CYBORGでは時代の流れに合わせて高度なハッキング能力も発揮します。

ただ、長時間能力を使っていると身体に負担がかかり、神経がズタズタに疲弊してしまう欠点があります。格闘能力も常人よりは遥かに強いが身体の改造度は他のメンバーよりも少なく比較的生身に近い、生殖能力も残されていて島村ジョー（009）とはやがて相思相愛となり、結ばれて彼の子を産んでいる。

戦いのない穏やかな平常時はジョーと一緒に過ごす事が多いです。そしてバレリーナをしていたり、モデルをする程の美貌を持つ美人でもあります。また、006の経営する中華料理店「張々湖（ちゃんちゃんこ）」でチャイナドレスを着てウェイトレスのアルバイトをする事もある。009には「すごく似合っていて好きだ。」と言われてた。

『引用』2001石森プロ
「サイボーグ009」製作委員会　004 alberto

4.004（アルベルト･ハインリッヒ）
　ドイツ〜

第1、第2作では28歳、第3作では30歳の設定で旧東ドイツから西ドイツへ恋人ヒルダと亡命する途中に検問所で見つかり激しい銃撃を受け逃走中の自動車事故により、瀕死の重傷を負い、恋人ヒルダも死亡してしまいます。

そこで救急隊を装ったブラックゴーストに拉致される。あまりの重症で身体の殆どが使えなかったのもあり、殆どを機械化されます。サイボーグを超えてロボットレベルな改造を受けて助かりました。

それにより、右手の指はマシンガン（電磁波も撃てる）、左の指はダーツ型手裏剣と手刀部はレーザーカッター、眼球は狙撃能力を強化した照準眼、大腿部にはマイクロミサイル。あげく、体内には特殊爆弾も組み込まれています。第3作目の劇場版では右手はレーザーガンになります。（漫画も含めると作品によってバリエーションやアップデートが色々変化します。）

001が睡眠中は冷静沈着な参謀役としても活躍して頼りになります。また、作中後半に登場する地下都市出身の女性にヒルダの面影を見たのか気にかけていていい感じになっていたがまたも死亡されてしまい、ニヒルでカッコいいんだけど恋愛運がちょっと可哀相。

『引用』2001石森プロ
「サイボーグ009」製作委員会　005 geronimo jr

5.005（ジェロニモ･ジュニア）
ネィティブアメリカン（インディアン）〜

第1、2作目では31歳、第3作目では27歳の設定。インディアンと言うことで差別迫害を受けて定職にも就けず、仲間も見世物じみた仕事をしてるのに怒り、失望して自暴自棄になっているところをブラックゴーストに目をつけられて仕事があると言って近寄られ、たぶらかされて拉致され改造されてしまいます。

そして005は砲撃にも耐えうる装甲皮膚、超高出力エンジン、最新式の人工心臓により100万馬力、サイボーグの発揮する最大限のパワーを突き詰めた究極のパワー系サイボーグとなりました。

また、もとよりインディアン種族なのでシャーマン的な力を持っていて森の精霊や自然との会話ができる心優しき力持ちですね。

『引用』2001石森プロ
「サイボーグ009」製作委員会　006 chanchanko

6.006（張々湖）中国〜

40歳代でメンバーの中のムードメーカーだが、体内に高圧縮エネルギー炉を内蔵し高熱火炎を口から放射する事ができる。この火炎放射能力を利用して地面を溶解させて地中を移動する事もできる。

元は貧乏で生活苦になっていたところをブラックゴーストに見つかり、楽な生活ができると騙されて連れて行かれ改造されてしまいます。

改造後に『中華飯店　張々湖（ちゃんちゃんこ）』を開店させ繁盛し、系列店を出すまでの人気店のオーナーシェフへと上り詰めました。時々007や009も手伝いに来たり003もチャイナドレス姿でアルバイトする事もある。料理の腕はハンパなく天才的でまさにメンバーの専属料理長。

『引用』2001石森プロ
「サイボーグ009」製作委員会　007 great

7.007（グレート･ブリテン）イギリス〜

006と同じくメンバーのムードメーカー的な40歳代で元役者。

ヘソのスイッチを押すと自身の細胞の分子配列を変化させて何にでも化けることができる。また、透明人間のように背景に溶け込む事もできる。

003をからかういたずらで003に勝手に化けてたら003から「やめて💢！！」とブチキレられておりました。

『引用』2001石森プロ
「サイボーグ009」製作委員会　008 pyunma

8.008（ピュンマ）アフリカケニア〜

奴隷商人に捕まり、脱走したところをブラックゴーストに拉致されて改造された設定が当初の設定でしたが、人種差別問題の観点から変更され、第3作目より祖国の独立運動の闘士として活動していたところを罠で襲われ、部隊が全滅した上にブラックゴーストに拉致されて改造されたになりました。祖国はさらにムアンバ共和国と言う架空の国になっています。

008の能力は深海活動を目的に改造され、深海の高重圧にも耐えうる皮膚と内臓を持ち、水中を高速で泳ぐことが可能で水中に特化した戦士。

『引用』2001石森プロ
「サイボーグ009」製作委員会　009 joe

9.009（島村ジョー）日本〜

日本人の母と国籍不明の父との間に生まれた18歳。孤児院で神父さんに育てられています。ある日、ブラックゴーストの事を警察にリークしようとした育ての親である神父さんがブラックゴーストの手下に殺害され、ジョーがその神父さんの殺害容疑をかけられ警察から逃げる途中崖から海に転落してしまい、そのままブラックゴーストに拐われ改造される。

009は001〜008までの性能をトータルバランス良く設計されたハイスペックな9番目の試験体サイボーグで特化する能力は多段変速の加速装置が搭載され最高速マッハ5で活動する事ができる。

001の導きで仲間に加わる事となり、以降はリーダーとして活躍する。003フランソワーズ･アルヌールとは自然と相思相愛の仲となり穏やかな平常時は一緒に過ごす事が多い様です。

また、彼は強くて勇気いっぱいで誠実で気持ちの優しい性格のイケメンなので他の女性キャラクターが登場する回はまずよく惚れられてしまったりするので、フランソワーズからは激しい嫉妬を買うことが多々あります。

『引用』2001石森プロ
「サイボーグ009」製作委員会 009&003

2.哀愁あるエピソード

『サイボーグ009』は第3作が元々の原作から辿った時系列から概ね順々に製作された感じで数々の哀愁溢れるエピソードが盛りだくさんです。

例えばX島を脱出して日本に逃れた彼らを最初に襲ってきた0010＋と0010−ですが、0010兄弟は009達を遥かに上回るスペックを誇り、追い詰められますが001と009の頭脳プレーでお互いが抱き合う形で双方感電で爆発します。兄弟なのに抱擁する事すら許されない身体にされていたりとか、

0013とのエピソードはたまたま通りすがりで009が彼に親切にしてあげたのがきっかけで仲良くなったのですが、互いに戦う事になり、0013が最期の時に009に「本当は友達になりたかった…本当の名前を…」ってとこで力尽きてしまうシーンとかなかなか切ない気持ちにさせられます。

『引用』2001石森プロ
「サイボーグ009」製作委員会　

これ以外にも敵キャラの中にもかつての仲間がいて、彼らにも生きるために不本意ながら悪の手先になってしまったりとかお互いが葛藤を抱きながら戦わなければならなかったりと沢山の何とも言えない感なエピソードが盛りだくさんです。

もちろんスカッとするエピソードも沢山あるのでそれらをふっくるめて魅力が盛り沢山です。

また、各作品を通じて当時のそれぞれの社会情勢などもリアルに汲まれているなど大人な感じのストーリーも本作の魅力です。

いく通りかある物語〜

「サイボーグ009」石森プロ
『引用』https://ishimoripro.com/cyborg009/

『サイボーグ009』は1964年の漫画からスタートして映像としては1966年の映画が始まりです。

劇場版第1作目の作品、続いて1967年3月に2作目が公開されてTVアニメシリーズが1968年旧昭和版第1作目、1979年新昭和版第2作目が放送されました。

おそらく一般的に馴染みが1番あるのはキャラ設定も1番固まっていた新昭和版第2作目のほうではなかろうかと思います。

その後、劇場版の超銀河伝説やって少し間があいた2001年にTVアニメ第3作が放送されてます。

初期の頃では007が変身するのではなく子供キャラになっていたり、003が16歳だったり、ブラックゴーストに捕まって脳改造されて性悪女にされてしまったりとか（直って助かりますが）、最終回もいくつか作品によっては設定が違っておりますが、それぞれ面白いのがまた魅力ですね。

009も原作では本来は少年鑑別所を脱走してブラックゴーストに拉致され改造された。の所をTVアニメ第1作では自動車レースのクラッシュした所を拐われ改造された。に変わっております。

TV第2作はキャラ設定が固まってこれに落ち着いた感じでしたが、物語は巨人編から入っていきますので、原作を通じてリセットされて最初からリメイクした感じがあるのはTVアニメ第3作『サイボーグ009 THE CYBORG SOLDIER』かなと思います。

ここでは001〜004までは第1世代サイボーグとして数十年もの間冷凍保存された個体である事にも触れられております。ブラックゴーストとの戦いのクライマックスもイイ感じで描かれております。

2024年は『サイボーグ009』誕生60周年

2024年は『サイボーグ009』が誕生して60周年なので1968年のマンガ作品の「サイボーグ009太平洋の亡霊」で旧作の白コスチュームでの作品が新たにチャンピオンRED　秋田書店さんで連載開始！

舞台「サイボーグ009」
『引用』https://ishimoripro.com/cyborg009/

さらには東京･日本青年館ホールで舞台「サイボーグ009」まで発表、公演されました。009島村ジョーを演じられたのが元宝塚歌劇団男役のスター七海ひろきさんです。（すごいですね。）

漫画作品も多岐に渡って発表されており、中にはそりゃ、2012 009 conclusion GOD’S WARみたいにこのラストは嫌だなってのもありますね。最後はみんな直してあげてほしい特に003は（009もだけど）。

突然襲いかかる悪鬼達にフルボッコにされ、003なんかもそれはもうボロボロにやられてしまい直してもらったと思ったら、美しかった青い目はメカメカしい黄色いレンズにされ、腕も004同様のマシンガンの手みたくされて号泣して悲しんでおりました。

容姿端麗で抜群の美貌を誇っていた003にとっては死にも値する姿にされました。009も同じく004みたいなマシンガンの手みたくなってたのでなんかみんなビジュアル台無しな感じでギルモア博士材料揃ったらみんな真面目に直してあげてって思いましたもん。

その後の作品では元通りになってるからきっと真面目に直してくれたんだな。と思います。あとその他には009vsデビルマンだけじゃなく、エイトマンとからんでる作品もあったりします。

アニメの方はCALL OF JUSTICE では昔からの彼らの活躍が総括で繋がっているのが確認できます。（まぁちゃんと直してもらえたんだな。）あとCALL OF JUSTICE では003が劇的にキャラデザインが変わってますね。美女系から萌えキャラ美少女みたくなってました。まぁこれはこれで悪くないですが、個人的には前の方が好きかな。

「サイボーグ009 CALL OF JUSTICE」003
『引用』https://www.cyborg009.jp/sp/character/index.html

「サイボーグ009 RE CYBORG」石森プロ RE CYBORG 003
『引用』http://009.ph9.jp/pepsi-nex/

とまぁ、沢山の作品が作られてきた本作ですがそれだけ長きにわたり愛され続けている作品と言えますね。

『サイボーグ009』の推し作品は？

「サイボーグ009」石森プロ RE CYBORG
『引用』https://ishimoripro.com/%E4%BD%9C%E5%93%81%E7%B4%B9%E4%BB%8B/?id=216

ここでは先に述べていた数ある『サイボーグ009』の作品から推し作品を紹介します。

1966.1968.の「サイボーグ009」（第1期）
1979の「サイボーグ009」　（第2期）
1980の「サイボーグ009超銀河伝説」
2001の「サイボーグ009THE CYBORG SOLDIER」
2012の「009RE:CYBORG」
2015の「009VSデビルマン」
2016の『CALL OF　JUSTICE』

などがありますが、どれも好きな作品でそれぞれに良い作品なのです。

個人的になりますが、やっぱりTVシリーズ3作目の『サイボーグ009THE CYBORG SOLDIER』が推しです。

理由は元々の漫画原作を主体としたエピソードをベースにリメイクされた作品で『サイボーグ009』の全体像が良くわかる作品だからです。

作品自体の発表された時代背景と2000年代初頭当時の時代背景とを融合させる難しさなどが色々あったと思いますが、そこは潔く新設定などが入ったりして作品の幅を持たせつつ、石ノ森作品の真髄である哀愁感溢れるヒーロー達の姿や平和への願いが込められた作品だと思います。