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『葬送のフリーレン』って面白い?どんな話?

ファンタジー作品
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「葬送のフリーレン」製作委員会
原作:山田鐘人、アベツカサ
『引用』https://frieren-anime.jp/

『葬送のフリーレン』の面白さや楽曲の素晴らしさ、海外の反応なども紹介します。

はい、今回は『葬送のフリーレン』についてのお話しです。本作は山田鐘人先生(原作)、アベツカサ先生(作画)、によるファンタジー漫画アニメ作品です。
この作品は魔法ファンタジーものなんですが物語のスタートが冒険の終わりからスタートすると言うなかなか斬新な切り口から入って行きます。また、様々な種族の人物らが入り混じった世界でドラクエ的な世界感であってさらにそれぞれの種族の寿命についてもテーマとして扱っている物語なのです。
さらに海外でも大変人気のある作品なのでそのあたりについても紹介して行きます。

それと本作は下記にある通り、大変評価され数々の賞を受賞した作品です。

2021年に第14回マンガ大賞および第25回手塚治虫文化賞新生賞
2023年に第69回小学館漫画賞
2024年に第48回講談社漫画賞

「葬送のフリーレン」製作委員会
原作:山田鐘人、アベツカサ
『引用』https://frieren-anime.jp/

概要

「漫画」

原作・原案:山田鐘人
作画  :アベツカサ 
出版社 :小学館
掲載誌 :週刊少年サンデー
レーベル:少年サンデーコミックス
発表号 :2020年22・23合併号
発表期間:2020年4月28日
巻数  :13巻(2024年4月時)

「アニメ」

原作  :山田鐘人、アベツカサ
監督  :斎藤圭一郎
シリーズ構成:鈴木智尋
脚本  :鈴木智尋
キャラクターデザイン:長澤礼子
音楽  :Evan Call
アニメーション制作:マッドハウス
製作  :「葬送のフリーレン」製作委員会
放送局 :日本テレビ系列ほか

「葬送のフリーレン」製作委員会
原作:山田鐘人、アベツカサ
『引用』https://frieren-anime.jp/

どんなお話し?

1.凱旋からの始まり…

物語は勇者達が魔王を倒して王都に凱旋するところから始まります。(スタートが終了から始まる組み立てとはなかなか斬新です。)

で、その初代勇者パーティーのメンバーが勇者ヒンメル(人間)、僧侶ハイター(人間)、戦士アイゼン(ドワーフ)、魔法使いフリーレン(エルフ)、です。

ここで言う人間、ドワーフ、エルフとは種族の事です。人間はいわゆる人間です。ドワーフは小人の妖精の事で寿命は人間より長く400年以上長生きします。そしてエルフは小神族でさらに寿命が長く1000年以上長生きして記憶力が良いのも特徴です。

そんな彼ら4人が10年もの旅をして魔王を倒して凱旋し、50年に一度降るという「半世紀(エーラ)流星」を見た4人は、次回もそれをみる約束を交わしてパーティーを解散します。

それから50年後、すっかり年老いたヒンメルと再会したフリーレンはハイターやアイゼンとも連れ立って再び流星群を鑑賞します。

それから程なくしてヒンメルは亡くなってしまいます。彼の葬儀でフリーレンは自身がヒンメルについて実は何も知らず、知ろうともしていなかった事に気付いて涙します。

自身は1000以上も長生きする為、さほど気に留めていなかったが相手にもそれぞれ寿命と言うものがあり、長い者もいれば短い者もいると言うことを改めて考える様になりその中で人間についてもっと知るためと魔法収集の為にフリーレンは旅に出ました。

2.新たなパーティー…

フリーレンは「私はもっと人間を知ろうと思う。」って事で再び旅に出るんですがまた少しずつ新たに同行者が集まっていきます。

リンメルの死から20年経過し、僧侶ハイターの墓に酒でもと思って訪れてみたらハイターはかなり年老いていましたがまだ生きておりました。

そしてハイターからフェルンと言う南側諸国の戦災孤児の少女なんだけどこの子をフリーレンの弟子にとってやってほしいと頼まれます。

フリーレンは見習い魔法使いの実戦での死亡率の高さからそれを断ったのですが、ハイターより、魔法書の解読と言う名目でそれから5年一緒に過ごして知らず知らずのうちに修行をしささっていた形になっておりました。

ハイターにまんまと計られた形でしたが、フェルンと言う少女はかなり優秀な子で飲み込みが早くこの時すでに足手まといにはなっていないレベルになっておりました。

フリーレンはハイターに何故フェルンを救ったのか?と聞くとハイターは「勇者リンメルならきっとこうしたさ。」と答えました。結局フリーレンはフェルンと旅をする事にしました。

その後、さらにかつての仲間ドワーフのアイゼンに彼が育てた弟子のシュタルクを紹介され、気は臆病だが実は竜を一撃ぶちかまして倒せるほど強かったのもあり、少年戦士シュタルクも旅に同行するようになります。

そして旅の途中で伝説の魔法使いフランメの手記を入手します。そこにはかつて魔王城があった大陸北端の地エンデにあると言う、死者の魂と対話できる場所オレオールの存在を知ります。

オレオールに行き、亡きヒンメルと再会すると言う新たな目的も加わったフリーレンはさらに行方不明の友との再会を願う僧侶ザインとも出会い、一緒に旅を進めて行くのであります。

「葬送のフリーレン」製作委員会
原作:山田鐘人、アベツカサ
『引用』https://frieren-anime.jp/

初代の魔王軍討伐パーティーメンバーと2代目パーティーメンバー

ここで改めて魔王軍討伐メンバーの新旧の組合せを紹介します。

初代魔王軍討伐パーティー

「葬送のフリーレン」製作委員会 frieren
『引用』https://frieren-anime.jp/

1.フリーレン〜

種族はエルフ(人型の妖精・小神族)で寿命が軽く1000年以上で長い。耳が尖っていて身体は小さく頭脳明晰で魔法が得意。

「葬送のフリーレン」製作委員会 himmel
『引用』https://frieren-anime.jp/

2.ヒンメル〜

種族は人間で魔王を倒した時の初代討伐パーティーの勇者。自称イケメンのナルシストだが仲間思いで困っている人を見過ごす事が出来ない性格。その行動力は後に周囲に大きな影響を与える。

「葬送のフリーレン」製作委員会 heiter
『引用』https://frieren-anime.jp/

3.ハイター〜

種族は人間で初代討伐パーティーのメンバーで僧侶。勇者ヒンメルとは幼馴染で、高度な回復魔法を操る優秀な僧侶ではあるが、酒好きで僧侶にしちゃ不摂生。だがヒンメルの死後、彼の影響もあり戦災孤児のフェルンを引き取り育てている。

「葬送のフリーレン」製作委員会 aizen
『引用』https://frieren-anime.jp/

4.アイゼン〜

種族はドワーフ(背が低い小人の妖精)で初代討伐パーティーのメンバー。頑丈なドワーフ族なので大きな斧を持ち、パーティーの前衛を務めていた。シュタルクの師匠にあたる。

2代目パーティーメンバー

『引用』「葬送のフリーレン」製作委員会
freelen

1.フリーレン〜

初代からのパーティーメンバーであるが、この時のフリーレンは前回とは違ってヒンメルの死から心境の変化が大きくあり、寿命の短い人間をもっと知りたいと言う要素が加わった上での旅立ちをしている。

「葬送のフリーレン」製作委員会  fern
『引用』https://frieren-anime.jp/

2.フェルン〜

種族は人間。2代目パーティーメンバーでハイターに引き取り育てられた戦災孤児の少女。やがてフリーレンの弟子として魔法の修行を開始すると天才的な魔法の才能を覚醒させ、1級魔法使いにもなった。生活面ではズボラなフリーレンのお母さん役になっています。

「葬送のフリーレン」製作委員会 stark
『引用』https://frieren-anime.jp/

3.シュタルク〜

種族は人間で2代目パーティーメンバーとなり、フリーレンとフェルンと共に旅をする事になった戦士でアイゼンの弟子である。子供の様な性格で臆病だが実は竜を一撃で倒す程の高い戦闘力を持ち、師匠アイゼン同様に大きな斧を持ち、パーティーの前衛を務める。

「葬送のフリーレン」製作委員会 zein
『引用』https://frieren-anime.jp/character/chara_group1/1-10/

4.ザイン〜

回復魔法の使い手が不在状態であったフリーレン一行に彼が底なし沼に落ちていた所から救われたり、シュタルクが毒蛇に噛まれたのを助けたりとひょんなきっかけから出会いました。
そんなザインは天性の才能を持つ超高度な回復魔法を使える僧侶で、旅自体はなんども断ってきたが、かつてそれにより友が帰って来なかった出来事があり今回は仲間になって一緒に旅に加わる事になりました。
僧侶なのに酒、たばこ、ギャンブルとか全部やる。

魔王軍の復活!七崩賢とは

魔王含めた魔族は人間態ではあるが中には下半身が他の生物のような者もいたり、人間を捕食対象にしていたり、悪意や罪悪感の概念は無く、さらに能力の高い者は呪いの魔力を持っていて身体能力も人間の遥か上を行っています。

そして時は流れ、初代勇者パーティーのメンバーらの活躍によって魔王は討伐されておりましたが、魔王軍の残党達は密かに牙を研いでおりました。

勇者リンメルの死は魔王軍の残党が再び躍動するきっかけには十分な要素でした。魔王軍には数いる魔族の頂点に君臨する七崩賢と言うずば抜けた独自の呪い魔法を持つ魔族がおりました。

本来ならその名の通り七人いたのですが、初代パーティーメンバーや南の勇者達の活躍によって既に4人倒されておりました。


「葬送のフリーレン」製作委員会 
aura the guillotine
『引用』https://frieren-anime.jp/character/chara_group2/2-2/

1.アウラ〜

赤いふわりとした束ねた髪の少女型の魔族でアゼリュートと言う自分より魔力が下の者を死ぬまで服從させる恐ろしい呪い魔法を使います。稀に精神力の強い人間の勇者達もいて呪いにかからず刃向かってくる者達もいましたが、その者達を葬り、自分の兵士として沢山の犠牲者を騎士として従えております。
初代勇者メンバーに倒されかけましたが逃げておりました。

『引用』「葬送のフリーレン」
サンデーコミックス 小学館
macht of el dorado

2.黃金郷のマハト〜

七崩賢最強と呼ばれる魔族でディーアゴルゼと呼ばれる全てを黄金に変える原理不明、防御不可能な呪い魔法を使う。ある時の出来事から人間に興味を持ち城塞都市ヴァイゼの領主グリュックと手を組み人間と共存とか言ってた変わり者である。

『引用』「葬送のフリーレン」
サンデーコミックス 小学館
grozerm

3.グラオザーム〜

他人の記憶を消すことができる呪い魔法を使う。以前、南の勇者との戦いでその時の記憶をマハトから抜いている。

とまぁ、だいぶ倒されてますが、一人でも街を全滅させる程の力を持つ魔王軍の幹部がまだ残っていて人類の脅威がまだいるって事ですね。

1級魔法使い試験って何?

『葬送のフリーレン』には魔法使いとかが種族を問わずで使い手が出てきますね。映画『スター・ウォーズ』で言うところのジェダイ的な感じなんでしょうか。でも、本作には「1級魔法使い」ってのがあります。(なんか1級建築施工管理技士みたいな感じでしょうかね。)

「1級魔法使い」とは大陸魔法協会の認定している魔法資格です。(2級もあります。)大陸魔法協会とは大魔法使いゼーリエにより創設された組織であります。

レルネン、ゲナウ、ゼンゼ、デンケン、ヴィアベル、ユーベル、ラント、メトーデ、ファルシェ、ブルグ、フェルンなどがいます。

ただし、この試験で怖いのが死亡する受験者や中にはその逆で試験官の1級魔法使いが受験者が強すぎてやられる例もあります。鉄壁の防御魔法を持つブルグは受験者のユーベルの大体なんでも切る魔法によりあっさりやられ敗北しました。

こわっ!!

「葬送のフリーレン」製作委員会
原作:山田鐘人、アベツカサ
『引用』https://frieren-anime.jp/

主題歌やエンディング曲もいい!

本作はストーリーや美しい映像に加えて楽曲も素晴らしく本作の世界観を彩ってますね。

『引用』「葬送のフリーレン」製作委員会
「葬送のフリーレン」OP曲「勇者」YOASOBIより

楽曲も素晴らしいので聴いてみて下さい。

YOASOBIさんの「勇者」

ヨルシカさんの「晴る」

miletさんの「Anytime Anywhere」

ご覧の通り楽曲も大変素晴らしいですね。

海外の反応はどんな感じ?

本作は、楽曲も含めて海外でもアニメ人気ランキング常時1〜3位につけいた作品なので、海外のファンの反応を少しだけご紹介します。(外人さん風に読んでみてね。)

♠️(男性)OPを何回もリピートしてからエピソード見始めたよ。勇者とどっちが好きかわからないくらい好き!

♠️(男性)ED最高だったな!完璧な曲だったからこれに代わるものはないと思うよ。

♠️(男性)シュタルクは非があるかどうかの前にまず謝っている。これはもう夫になる姿勢が完成されていると言っていい。

🩷(女性)フェルンのプンプン顔が可愛すぎてこれを引き出せるシュタルクは早く告白するべき。

🩷(女性)ほんの少しの紹介でもどんな背景を持つのか想像できるほどフリーレンのキャラデザインは良いね。沢山のキャラが出てきてもちゃんと印象に残るし。

🩷(女性)日常シーンと戦闘シーンの温度差が凄いアニメだったわ!

♠️(男性)シーズンフィナーレで私が泣いた唯一のアニメ、毎週何ヶ月もフリーレンの旅を続けた後、なんだか自分もパーティーの1員になった様な気分にさせてくれた。

🩷(女性)アニメシリーズが私にこの感情を与えたのは久しぶりでした。本当に良かったです。鮮やかなサウンド、目を引く戦闘、冒険と癒しの雰囲気がとても良かったです。

まとめ

◉『葬送のフリーレン』はそれぞれ特性を持った異種族の仲間とパーティーを組み、人類の脅威である魔族を束ねる魔王軍と討伐する旅する。冒険ファンタジーです。

◉この作品は同一作品内にそれぞれ違った寿命の種族キャラクターが登場する作品で、またそれ故に相手の事をもっと知ろうとする気持ちの大切さを伝えてくれる作品です。

◉本作は沢山の漫画賞も受賞して国内、海外でも大変評価されている作品で沢山の海外ファンを涙腺崩壊させた作品です。

◉楽曲、ストーリー、迫力と美しい映像と共に大変高次元で描かれた作品で特にアニメでは原作には出来ない戦闘シーンが盛り沢山で原作を上回る迫力ある描写は必見です!


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